体温の仕組みを知ることは熱中症対策の第一歩!

毎年全国各地で熱中症で搬送されたというニュースを耳にしますが、熱中症とはそもそもなぜ起こるのかご存知でしょうか?

熱中症は私たちの体の体温調整が正常に機能しなくなることで起こる病気です。

熱中症を予防するためにも、まずは人間の体温の仕組みについて理解してください。

人間の体温の仕組みを知って熱中症対策を

通常、人間の体温は一定に保たれています。

どうやって一定の体温を保っているのか、どうすれば体温調整が正常に働かなくなるのか、その仕組みを知ってください。

体温調整の仕組み

人は暑さを感じると体の熱を逃がして体温を下げようとします。

つまり体温より気温が高くなったとき、血管を広げて流れる血液の量を増やし、皮膚表面の温度を上げたり、汗をかくことで外に熱を逃がします。

これは脳の視床下部がコントロールしている体温調整機能が働くためであり、脳が暑いと感じている限りは汗をかくように指令を出し続けるという仕組みになっています。

体温よりも気温が低い場合は皮膚表面からの熱の放出がスムーズに行われやすいのですが、気温の方が高くなるとこの作業が困難になり、脳が発汗を指令しても体温を下げることが出来なくなってしまいます。

熱中症のメカニズム

体温が低下しない限り、脳はいつまでも発汗の指令を出し続けます。

発汗を促しているということは体内の水分が減少し続けていくということで、いずれ脱水症状を引き起こします。

脱水症状になると体内の血液の流れが悪くなり、血液や酸素が体の隅々まで行き渡りにくくなります。

その結果、めまいや吐き気、意識障害などの様々な症状が現れることになります。

こうして起こるのが熱中症であり、予防するためには発汗によって失われた塩分と水分を上手に補給することが大切です。

体温調整機能の異常を防ぐには

現代人の体温調整機能が低下している要因のひとつに、冷房の使い過ぎが挙げられます。

子供のころから冷房が完備された環境で過ごすことに慣れていると、汗をかく機会が少なく、汗腺の働きが弱くなります。

体温調整機能が正常に働かないので、冷房の効いた室内から炎天下の屋外に出たときに体が対応しきれず、熱中症を起こしやすくなってしまいます。

体温調整機能の異常を防ぐためには、日頃からなるべく冷房に頼らず、汗をかくことに慣れておく必要があります。

また、発汗機能の低下を防ぐために必要なミネラル分を含んだ食事を摂ること、適度な運動を生活に取り入れること、生活習慣を見直すことも、体温調整機能の正常化を促します。

最後に

このように熱中症には人間の体温調整が大きく関わっていますので、体温の仕組みを知ることで熱中症予防についても考えやすくなってくるのではないでしょうか。

なぜ熱中症になってしまうのか、どのようにして熱中症になってしまうのか、よく勉強しておいてください。

関連記事をもっと読む