なぜ怖い?正しい知識を知れば90%熱中症対策ができる!

これだけたくさんの人が毎年熱中症によって病院に運ばれていても、熱中症患者は後を絶ちません。

その多くが熱中症に対して正しい知識を持っておらず、正しい対策を行っていないのではないでしょうか。

「自分だけは大丈夫」という過信が最も危険です。
熱中症とは何なのか、しっかり理解して予防しましょう。

熱中症の正しい知識と対策

熱中症は気温が高い日に炎天下に長時間いることで起こるものだと思っていませんか?
実はそれだけではないのです。

熱中症とは

熱中症は熱射病や日射病の総称であり、体温の上昇によって体温調整機能が正常に働かなくなる結果、頭痛やめまい、痙攣、意識障害などの症状が現れる状態を言います。

人は暑さを感じると皮膚表面から熱を空気中に放出したり、汗をかくことで気化熱を利用して体温を下げようとします。

しかし体温調整が上手く出来なくなると熱が体にこもり、熱を放出するために血液量を増やそうとします。

このとき体の水分が不足した状態だと血液がドロドロになり、脳や心臓に血液が行き届かなくなってしまう、というわけです。

熱中症の症状

熱中症には主に、熱失神、熱けいれん、熱疲労、熱射病(日射病)という4つの症状があります。

■熱失神
高温や直射日光を浴びたことが原因で血圧が下がり、めまいや軽い失神を起こします。

■熱けいれん
水分補給が十分でなく脱水症状を起こしかけたときに、筋肉がけいれんを起こします。

お腹や脚に痛みを伴うけいれんが起きた場合には、すぐに塩分を含んだ水分補給をしてください。

■熱疲労
体が完全な脱水症状を起こし、めまいや倦怠感、吐き気が現れます。
顔色が青白くなり汗が大量に出てきたときには早急に水分補給してください。

ここで適切な水分補給をしなければ命に関わる危険性もあります。

■熱射病(日射病)
体温調整機能が完全に麻痺し、多臓器障害を引き起こすこともあります。
体温は高く、吐き気や頭痛の他に、意識障害や全身のけいれんが見られます。

汗をかいていないこの状態が最も危険で、早急に医療機関に搬送する必要があります。

このように熱中症の症状は段階ごとに分かれていますが、出来るだけ症状が軽い段階で熱中症に気付き、涼しい場所に移動したりこまめに水分補給するなどの対処をすることが、その後の症状を決めることになります。

熱中症にならないためには

寝不足や風邪気味で体調が悪いときには、より熱中症になりやすいと言われています。

普段から睡眠を十分にとったり栄養バランスの良い食事を食べるなど、体調管理をしっかりとして、高温多湿下では水分補給を忘れないように過ごしてください。

体に熱がこもらないように通気性の良い衣類を着用することも大切です。

最後に

暑さでめまいを感じたことがある、という人は多いでしょう。
これも熱中症の症状であるということを理解してください。

おかしいと思ったらすぐに熱中症を疑いましょう。

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