アルコールと熱中症

暑い季節になれば、バーベキューなど野外でのレジャーが増えてきます。仲間や家族とビールを片手に鉄板を囲む楽しさはたまらないものです。しかしここでの注意が熱中症です。それも脱水症状から始まるものが多く自分でも気付かないうちに症状が悪化してしまうケースがほとんどです。

なぜビールという水分を取りながら脱水状態に陥るかは簡単なことです。元来アルコールは利尿作用が強く水分の排泄を多くしてしまうのです。特にビールはカリウムが多く含まれるためその作用が強く、摂取した分以上の水分を排出してしまうことが多いのです。更に肝臓はアルコールの解毒に水分を必要とするため、生理的に脱水状態になり易い身体となってしまいます。そこへ汗をかくのですから身体は悲鳴を上げているのです。

暑い中での脱水症状は熱中症に繋がりやすく、酒の酔いのせいで本人も気付かず、休んでいても周りは酒のせいと勘違いしてしまいます。厄介なのは脱水症の初期症状と酩酊状態が、眩暈や立ちくらみ、吐き気など似ているケースが多いことです。少しでも体調に異変を感じたら、スポーツドリンクなどの水分を多く摂り、濡れタオルなどで身体を冷やし涼しいところで休みましょう。

これを予防するには本人が注意することが一番です。適切に予防すれば防げるものですから、過労や睡眠不足などで身体が不調の時は無理をしないことです。なによりも炎天下の飲酒は身体にいいものではありません。暑さの中でのバーベキューは熱中症に繋がり易いと認識した上で楽しむことが大切です。

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