熱中症対策に100%水分補給が必要なワケ

熱中症になってしまったときや熱中症を予防するためには水分補給が必要、と言われていますが、水分を補給することがなぜ重要なのかご存知でしょうか?

正しい水分補給が出来ているかどうかで、熱中症の症状を驚くほど軽くすることも可能です。

熱中症と水分補給の関係

私たち人間の体は大量の水分で構成されています。

その水分が減少することで脱水症状を引き起こし、命にも関わる状態を招いてしまうこともあるということを忘れないでください。

脱水症状を起こすと...

体温が上昇すると、元の体温に戻そうとするために身体は汗をかきます。

汗をかくために血液や筋肉は酸素を必要としますが、水分量が少ないと血液の流れが悪くなって酸素が行き渡らなくなり、様々な機能が低下します。

そのため脱水症状を起こすと、

  • 頭痛や吐き気
  • 倦怠感
  • けいれん
  • 意識障害

などの症状が現れることになります。

そのまま放置しておくと重度の熱中症を起こし、命を落とす危険性も生じてきます。

正しい水分補給の方法

■喉の渇きを感じる前に飲む
人間は体の水分が不足しているときに、「喉が渇いた」というサインを脳に送ります。
つまり、喉の渇きを感じたときにはすでに体の水分は不足しているということです。

熱中症を予防するためには、喉の渇きを感じる前に水分補給を行うことが大切です。

気温の高い場所に長時間いる場合は、必ず飲み物を手元に置いておいてください。

■何回かに分けて飲む
熱中症の症状を感じたときにやってしまいがちなのが、とにかくたくさんの水分を摂ろうとして一度に大量の水分を補給してしまうことです。

これは腎臓をはじめとする内臓に大きな負担を与えることになり、頭痛や嘔吐などの症状を重くする原因になります。

大切なのは少量をこまめに飲むこと、です。

■冷やしすぎない
体温を下げるためには出来るだけ冷たい飲み物を飲んだ方が効果的、と思う人も多いようですが、実はこれは逆効果です。

冷たい飲み物は身体を冷やしたり胃腸に負担を与えますので、熱中症対策としては5~15度くらいの常温のものを飲むようにしてください。

■糖分と塩分が適度に含まれているものを飲む
熱中症対策として必要なのは水分だけではありません。

人は汗をかくとミネラル分が不足することになりますので、糖分と塩分を適度に含んだ飲み物を補給するのが一番です。

ミネラル分の含まれていない炭酸飲料やお茶、コーヒーなどは水分補給としては不向きと考えられます。

市販のスポーツドリンクなら体内に存在する元素と同じ成分が含まれているのでおすすめです。

最後に

熱中症対策には水分補給を「正しく」行うことが必要です。

いつどこで熱中症の症状が現れるか分かりませんので、日頃から水分補給についての知識を高めておいてください。

間違った方法で水分補給してしまうと、逆に健康を損ねてしまう危険性もあります。

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