8割を占める高齢者の熱中症を減らすための4つのポイント

毎年後を絶たない熱中症による救急搬送のニュース。

その多くが子供や高齢者であるのは、体温調整が上手に出来ないことに原因があります。

症状を自覚しにくい高齢者の熱中症を予防するには、周囲の人間が注意してあげることも大切です。

高齢者の熱中症対策

高齢者は室内で安静にしていても熱中症を起こすことがあります。

そんな事態を防ぐために、どうしたら良いのでしょうか。

水分補給の徹底

高齢者は喉の渇きを感じにくいので、水分の摂取量が少ないと言われています。

その上、夜中にトイレに行きたくなるのを避けるために敢えて水分を摂らないようにする人も少なくありません。

温度や湿度が高い環境下で水分摂取量が少ないと、熱中症を起こす危険性が一気に高まります。

様々な体の機能が弱ってきている高齢者は、あっという間に重症化して命を落としてしまう場合もあります。

いつでもすぐに水分補給できる環境を整えておき、喉が渇いていなくても定期的に水分を摂るように習慣づけてあげましょう。

就寝前にも必ず水分補給を勧めてください。

外出は涼しい時間帯に

日中外出するときは必ず、通気性の良い服装と帽子や日傘などを使用することを心がける必要があります。

それでも暑さに対する感覚や体温調節機能が低下している高齢者の体は、汗をかくことで熱を体外に放出することが上手く出来ません。

ですから暑い日の外出は危険が伴います。
特に梅雨明けの急激に気温が高くなる時期や、真夏の猛暑日は注意が必要です。

外出するなら早朝や夕方以降など、出来るだけ涼しい時間帯を選ぶようにしてください。

冷房の利用

暑い日の外出は避けるべきですが、室内にいるからといって安心というわけではありません。

高温多湿で無風の環境である室内で過ごすと、体の熱を外に逃がすことが難しくなります。

特に高齢者はクーラーを使うことを嫌がる人も多いようですが、暑さで体力が落ちると熱中症を起こしやすくなります。

無理を言ってでも冷房を利用するように勧めてください。

暑さを感じにくい高齢者は、寝ている間に熱中症になるケースも少なくありません。
就寝中の室内の温度、湿度管理も忘れないようにしてください。

周囲のサポート

子供には常に様子を観察してくれる親の存在がありますが、高齢者の場合はそのような存在がない人もいます。

定期的に水分補給をしているか、無理をして暑い日に出歩いていないか、具合が悪くなっていないか、しっかりとチェックしてあげる周囲のサポートが絶対に必要です。

少しでもおかしいと思ったら早急に医療機関に連絡するようにしてください。

最後に

自覚症状の少ない高齢者の熱中症は、あっという間に症状が進みます。

熱中症だと気付いたときには重症化していた、ということあるので、出来るだけ早期に予防対策を練り、症状に気付いてあげることが重要になります。

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